六本木に行ってきました~。
フランス王立クリュニー中世美術館から来ている、6枚の大きなタピスリー「貴婦人と一角獣」展。久しぶりのお友達とアポイントが取れましたので半ば強引にお誘い、お忙しいところ快諾ありがとう!
宿題に追われてはいますが、門外不出の作品、と言われると弱い。。それに身体のためにも刺繍ばかりでは良くないわ!と言い訳です(^^;;




国立新美術館二階の展示室は天井が高く、壁面を大きな円形に作った大広間にタピスリー6枚がぐるりと展示されていました。

何しろ、一枚が4m四方ほどもあるのです!真ん中に立つと広々と見渡せ、近づいて細部を観て、また離れて全体を。。
十分な広さのある会場で、混雑しているとはいえゆったりと楽しむことができました。

作品数は他の展覧会より少ないのですが、タピスリーを十分に楽しめる工夫が随所にあり、展覧会を出ると、一瞬ちょっとしたタピスリー知識人になれそう(^-^)


特にデジタル映像シアターは圧巻です!
会場では作品保護のため暗めの照明になっているところを、明るい鮮明な画像で、連作の共通モチーフを並べて比べたりアップにしたり。。500年前の注文主の方でさえできなかった方法で鑑賞できる‥‥感動的です!
凸版印刷さんのニュースリリースに、このような記事がありました。
素晴らしいデジタル映像技術に、惜しみない拍手を贈りたい感じ\(^o^)/


また、刺繍をする者としては、タピスリーの製造工程にもとっても興味がありました。
上手な下絵画家がいて、それを原寸大に拡大する職人、そして原寸下絵を透かしながらタピスリーを織っていく職人、このサイズだと数人がかりで何年もかかる‥‥そうでしょうね~。
モチーフの下絵は工房が保管し、組み合わせたり配置を変えて新しいデザインを作ったとか。学校で習ったデザインの仕方と同じ。。

こうして時を超えて同じことを学び、美しい作品を生み出すために頑張っている‥‥レベルが違うとはいえ、つながりを感じて嬉しくなります。ましてや4mのタピスリーに比べたら私の小品などたやすい課題ですね。なんとかやれそうだわ~!
感動と勇気をいただいて会場を後に。


ところで会場出口は、今回も楽しいグッズが目白押しでした。
いつか始める予定の!?タティングシャトル入れにぴったりの薄い缶はゴンチャロフのチョコレート、娘のお弁当包みにぴったりのハンカチ(塾弁のため頻度が増えました)、いつものクリアファイルとポストカード。



可愛いお値段の小物から、自分へのご褒美逸品まで沢山!やっぱり美術展はやめられません(^-^)
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